ビジネスマネジャー検定の勉強方法とポイント

はじめに

こんにちは!

今回は、ビジネスマネジャー検定の資格取得体験記を書いてみました。

 

私は2023年度 第2シーズン(第18回)に83点で合格しましたが、その過程は決して楽ではありませんでした。

今回はどんな勉強法をしたのか、どんな問題に苦戦したのか、気をつけるポイントなどをお伝えします。

参考になれば嬉しいです。

このページで言いたいこと

- 公式テキストと問題集は必須!(ケチるな!
- 試験独特の出題形式に慣れること!(複合回答に慣れろ
- 苦手分野の対策をすること!(3点の苦手問題から対策を!

ビジネスマネジャー検定について

ビジネスマネジャー検定とは、マネジャーとして活躍が期待されるビジネスパーソンに対し、経営やマネジメントに関する知識やスキルを測る試験で、中小企業や部門の管理職を目指す人におすすめです。

 

試験はIBTとCBTで行われ、問題数は40問です。

100点満点中70点以上で合格となります。

 

詳しくは以下のWebサイトを参照してください。

kentei.tokyo-cci.or.jp

 

自身について

私は電気系メーカーに勤める技術職の40男性です。

取得済みの資格は、ビジネス実務法務検定3級、ITパスポート、

基本情報技術者、情報セキュリティマネジメント、第二種電気工事士などです。

 

受験のきっかけ

過去にビジネス実務法務検定3級を取得したことと、会社が推奨していたことです。

また、2022年度の合格率が39.1%だったことから、少し頑張れば大丈夫かな?という軽い気持ちで挑戦してみることにしました。

しかし、実際はそうではありませんでした。

勉強時間

勉強時間は平日は平均1時間、テスト前の2週間は土日それぞれ4時間ほど勉強しました。

期間は約1ヶ月(約50時間)です。

 

勉強方法と対策のポイント

まず、私が使った教材は以下の2つです。

どちらもオンラインで購入しました。

 

 - 公式テキスト(2023年版) ※ 新品

 - 過去問集(2022年版)※ 中古

 

公式テキストは最新版を買いましたが、過去問集は中古で2022年版を買いました。

なぜなら、2022年度の合格率が高かったのと、990円で合格が手に入ると思ったら

コスパ最高だろう思っていたからです。

でも、これが大きな失敗だったのです。

 

テキストを一周読んで過去問をやってみたところ、65点でした。

合格ラインは70点なのでギリギリ不合格です。

 

失敗したのは中古の過去問集です。過去問集には77問しか入ってなくて、答えを覚えてしまう可能性ありました。(過去問 40問×2回と分野別33問)

オンラインで購入したので中身を確認しなかったことを後悔しました。

 

そこで2023年版の過去問集を買おうと本屋で見てみると

2回分の問題は同じで、追加で1回分増えただけでした。

+40問のために2,500円出すのは痛いと思いやめました。

 

更に焦ったのが勉強期間中に2023年度第1シーズン(第17回)の合格率が

26.2%と めちゃくちゃ低くなったことです。

もっと本気で対策しないと合格できないと思い、問題を分析して対策することにしました。

 

対策のポイント

対策方法は以下の通りです。

 

 - 苦手分野の把握

  何回か問題集を解いて間違えやすい問題を見つけました。

 

 - 問題別の点数把握

  問題は2点と3点の2種類あることから、

  間違えた点数3点の問題から解けるようにしました。

 

 - 分野別の点数配分の把握

  問題集を分析すると、

  4つの各分野ごとに10問前後出題されることが分かりました。

  「マネジャーの役割と心構え」、「人と組織のマネジメント」、

  「業務のマネジメント」、「リスクのマネジメント」の4分野で、

  それぞれ24点から30点ずつ配分されています。

 

  また、「業務のマネジメント」の分野では

  計算問題が必ず2問出題されていました。

  私は「リスクのマネジメント」と「業務のマネジメントの計算」

  が苦手だったので、他の分野で点数を稼ぐことを意識しました。

 

 【重要】出題形式の注意点

次のポイントに気をつけました。

 「適切な(正しい)答え」を選ぶだけではない

  「適切なこと」だけではなく、

  「適切でないもの」を選ぶ問題が出ます。

  問題文をよく読まないと間違えます。

 

 「複合問題」が出る

  「◯と✕の組み合わせ」、「適切なものの組み合わせ」、

  「該当する、または該当しないものの個数」を問う問題が出ます。

 

この2つの出題形式がかなり難敵で、合格率が下がる原因だと思います。

私は対策として、過去問集の平均点数が90点以上になったら、

誤りの選択肢についても何が間違っているか説明できる位覚えました。

 

試験について

IBTとCBTの2種類で受験できます。

私は過去にIBTでビジネス実務法務検定3級を受験していたので、今回もIBTで受験しました。

結果は最初に書いた通り合格しました!

試験終了後、すぐに結果が出るので、他の試験のように合格通知が届くまでの待っている時間が無いのが良いですね。

 

家族の協力

勉強期間中は集中するために、家事を少し減らしてもらいました。

家族には大変感謝しています。

 

今後の活用について

管理職にならなくても、上司の考え方や仕事の進め方の心構えとして参考になりました。

ビジネスマネジャー検定は、経営やマネジメントに関する知識やスキルを身につけるための良い機会だと思います。

興味がある人はぜひチャレンジしてみてください。

 

以上、ビジネスマネジャー検定の資格取得体験記でした。

最後まで読んでいただき ありがとうございました!

 

お役立ちサイト

私は受験した後に気がついたので使いませんでしたが、

詳しい解説があるのでおすすめします。

bijimane.online

※ 2024.2.26 項目「このページで言いたいこと」追加